【復讐村~村八分で家族を殺された女~(1巻)感想】閉塞したムラ社会で正義を貫き通すのは難しい!学校新聞で不正選挙を告発した女生徒が悲惨すぎる!

サスペンス

復讐村~村八分で家族を殺された女~(1巻)感想(少しネタバレあり)
酒川郁子

復讐村~村八分で家族を殺された女~(1巻)感想

実際にあった事件をモチーフにしているのかと思うほど怖いくらいにリアルに描いているのが『復讐村~村八分で家族を殺された女~』です。田舎の学校に通う女生徒(弥生)が、ムラで起きている不正選挙を学校新聞で暴いたことをキッカケに、家族を殺され、自身も悲惨な目にあう物語です!

これ、結末をどうするのって感じ!弥生の悲惨な人生が、どうなってしまうのか物語に引き込まれます。進学した高校の新聞部に入った弥生は、学校新聞で不正選挙のことを暴くことを決意する!ムラが今よりも良くなって欲しいとの思いから!

しかし、田舎で選挙の不正をイチ学生が暴いたら、どうなるか?地域の権力者たちは、当然不愉快になり、記事を書いた弥生の一家を村八分にしてしまう!単に村八分なだけなら、まだマシのような気もするけど、家は焼かれ、親も死んでいき、残った弥生は、ムラの男たちの娼婦みたいな扱いをされるほど!

このあたりの描写が、かなり過激!実際にありそうだから、余計に怖いよね!未来に夢を膨らませた高校生が、ちょっとした正義を振りかざした結果が、一家崩壊して、しかも自身も男たちにまわされる始末!今の世の中の村八分事件もここまで酷くないよね!

そういえば、この復讐村って作品には、元ネタともいえる事件があるよね!某県で実際に起きた事件で、その事件も高校生の女性が選挙の不正を告発(この事件では新聞社)して社会問題になった。告発者一家が村八分にされて人権侵害事件になっていたりする。まあ、この漫画とはかなり違う部分もあるんだけど、似ている部分も多かったりして妙に気になる!やっぱり、意識しているのかな?