【子宮で償え! ~死刑か代理母か~(1巻)感想】『死んで償うか、産んで償うか?』!とんでもない漫画だと思ったけど、これが読み進めていくと面白い!
子宮で償え! ~死刑か代理母か~(1巻)感想(少しネタバレあり)
原作:朝野いずみ、漫画:樹生ナト
とんでもないタイトルに釣られて読んでみたのが『子宮で償え!~死刑か代理母か~』です。最初は、どんな漫画かと思ったけど、これが結構面白い!『死んで償うか、産んで償うか?』究極の選択のように思うけど、奥が深いというか、物語の設定がしっかりしているせいか、凄く考えさせられながら読み進めていくことができる!
ただ、菜美子(夫の浮気相手の子供を誤って殺してしまった方ね!)が怒るのも無理ないよね!妊娠中に旦那が浮気していたんだし!しかも、もう会わないと言っておきながら、陰でコソコソ会っている旦那を見てしまったら、もうどうにでもなれって気持ちになってしまうのもわかる!
結果、自身は流産!そして、それでも平然として浮気相手と会っている旦那!そして浮気相手の部屋に火をつけてしまう。でも死んだのは、浮気相手の女の子供!浮気女と旦那は、助かってしまう!まあ、やったことはイケないことだけど、でもね・・・って気持ちもある。どうも菜美子に同情してしまう自分がいたりする。
そして、『死んで償える罪はない!』という一言は、重たいね!産んで償う!頭では分かっているけど、抑えられない葛藤とのせめぎ合い!この矛盾な気持ちを抱えながら読み進めるのは面白い!久しぶり、面白いと思った漫画です。