【異世界社長 魔王軍で成り上がる!(1巻~2巻)感想】今までとは少し違った異世界転生モノ!チート能力があるわけでもなく、モアパワーも無し!周りの魔王連中とコミュニケーションとりながら成り上がっていく新感覚さがアル!
異世界社長 魔王軍で成り上がる!(1巻~2巻)感想(少しネタバレあり)
都田彩人
よくある異世界転生モノとは、かなりテイストが違っていたことが、逆に新鮮さを覚えたのが『異世界社長 魔王軍で成り上がる!』です!”なろう”系っぽいところもあるのですが、少し違う感じもしますね!ストーリーとしては、ボードゲームの世界に”なぜか”転生してしまい、そこで成り上がっていくという展開!主人公は、ボードゲーム会社社長の成瀬!ただ、転生先が魔王軍で人間嫌いの魔物たちとコミュニケーションを取りながら、元の世界に帰るために成り上がっていくという感じ!
この成瀬は、チート能力があるわけではない!あるのは、社長としての経験といったところ!そこで本作では、途中途中で『マネジメント ワンポイント講座』なるものを挟んでいたりする!漫画とビジネスの融合的なモノを創ろうとしているのかなと思ったりする。こんなテイストなせいか、よくある”なろう系”の転生モノSFファンタジーとは、少し毛色が違っていたりする!
でも、成瀬が最初に同じ班(15班)のドルマと仲良くなって、ノルマを達成させていくのは、見ていて清々しい!人間嫌いの魔物だけど、ノルマ達成は絶対のようなので、程よくビジネスストーリーっぽい仕上がりにもなっているのがイイ!
しかも、15班がノルマ達成しちゃったせいで、逆にパワハラ上司の不興をかって、ノルマが上乗せさせられたりあたり、面白い展開に仕上げている!そこで13班と共同で両班のノルマを達成させていくストーリーは、見ていて気持ちいいものがある!
今までの、転生モノと違って魔物たちと仲良くなっていって、それで同じ目的を達成させていくって展開は、なかなか面白いね!よくあるビジネス漫画とSFファンタジーを融合させたテイストは、逆に新鮮!
まあ、途中で横領を暴いたり、なかなか読ませてくれると思うね!コレは興味深く読める!