【窮鼠の契り-偽りのΩ-(1巻~2巻)感想】まるでお伽話みたいなSF恋愛ロマンスに興奮!底辺種族のネズミ娘とキツネ種の貴族青年の恋のお話!コレが予想に反して引き込まれる面白さ!

SFファンタジー

窮鼠の契り-偽りのΩ-(1巻~2巻)感想(少しネタバレあり)
白石ユキ

窮鼠の契り-偽りのΩ-(1巻~2巻)感想

最初は、”キツネの男なんてどうなの?”って思っていたら、予想以上の面白さだったのが『窮鼠の契り-偽りのΩ-』です。底辺種族のネズミの少女(彩葉)とキツネの貴族青年(八雲)の恋のストーリーです。奴隷として売られていた彩葉を買い取ったのが八雲で、八雲は彩葉のことを花嫁候補と言いだして待遇良くするんだけど、それに彩葉がなびかない!脱走を試みたりするんだけど、優しくしてくれる八雲のことがだんだんと気になっていって、それが恋心なんてことに気が付きそうな直前の状態になるんだよね!

特に本作では、作中のカースト制度のこととか、なかなか凝っている!カーストのランクは、繁殖力が高いほど底辺に分類されるみたいね!だから、キツネは上級で、ネズミは最下級、平民は真ん中くらいになってるわけ!

で、八雲がオーナーをしている宿屋・狐牢館は、実はカニバリズムディナーを提供していたりもするんだよね!その時、出される肉ってのが花嫁候補の肉という、トンデモ展開にと突入していくわけ!なかなか、ハラハラ・ドキドキさせられるストーリー運び!

結局、彩葉がカニバリズムディナー用の肉として志願するんだけど、ここからがまた面白くなりそう!コレが2巻の最期なんだけど、そもそも彩葉って何を隠していたの?あの薬は、何の薬だったの?噛まれたはずなのに、何か大丈夫そうなのは何で?

本作は、思っていた以上に面白い!獣人(彩葉)と人外(八雲)の恋の話なだけじゃないの?続きが気になって仕方がない!

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