【海猿(1巻~6巻)感想】海上保安官の活躍を描いた本作が、こんなに熱く、また泣けるとは思わなかった!実際の事件をモチーフにしている部分もあり、凄く興奮させられる!
海猿(1巻~6巻)感想(少しネタバレあり)
原案・取材:小森陽一、佐藤秀峰
映画化もされ、それなりに面白いのかなと思って試しに読んでみたのが『海猿』です。実は、今まで興味が無くて、ずっと放置してきた漫画だったりもします。ですが、今回初めて読んでみたら、まさかこんなに熱くさせるストーリーだとは思わず、一気に6巻まで読んでしまったわけ!映画化もされるはずだと思いましたね!
そもそも本作は、海上保安官の活躍を描いたもの!でも、海上自衛隊じゃあるまいし、戦闘とか戦争モノじゃないのに面白いのかなと、ずっと疑問だったわけ!そもそも海上保安官って、主に海難救助を中心とした仕事をしているんだよね?それで面白い話が作れるのかと、ずっと思っていたわけです。でも、実際に読んでみたら、凄く胸が熱くなる作品なわけ!しかも泣けるし!
最初は、密航船の救出モノだけど、こんなに激しくも泣ける話なのかと思ったね!銃器の密輸にしろ、クルーザーに乗った家族の救出にしろ、凄く引き込まれる!前半だと、潜水士訓練の話は、泣けるね!仲間を助けるために工藤が、まさか死んでしまうとは思わなかった!
本作って、主人公の新米・航海士補の大輔が色んな事故や事件の中で成長していく物語でもあるよね!ブンヤの美晴にしても、最初の軽さが無くなっていくしね!色んなことに巻き込まれる大輔を見てきて一緒に成長していくのがイイね!
本作は、映画化にともって、原作者とテレビ局との確執みたいなものがクローズアップされていたから、避けていたんだよね!でも、作品自体は凄く良作ってことを、改めて実感した。だからこそ、漫画とは関係のないトラブルは、未然に防いで欲しかったね!