【先生の白い嘘(1巻~2巻)感想】少し前に『このマンガがすごい』に選らばれていて、かなり衝撃を与えた”ある意味”問題作らしい本作!心理描写が凄いし、聖者なんてどこにもいないんだよね!
先生の白い嘘(1巻~2巻)感想(少しネタバレあり)
鳥飼茜
前情報が全くなく何気に読んでみたのが『先生の白い嘘』です。どうも2014年に『このマンガがすごい』にもノミネートされていたらしいね!内容的には、男女間の性の不平等さにフォーカスを当てた内容になっている。特に心理描写が凄いリアルというか、ありがちな展開で引き込まれてしまうわけ!
主人公は、高校教師の美鈴(24歳)になるのかな?友人の婚約者に無理やり奪われ、その後も関係を続けていくという展開!と同時に、教え子でもある男子生徒がバイト先の社長夫人と関係を持ってしまって女性不信みたくなっちゃってるし!登場人物みんなが、もうダメ人間な感じになっちゃってるんだよね!
まあ一番のクズは、美鈴の友人の婚約者なんだけど、その後もズルズル関係を続ける美鈴もある意味、壊れてしまっている気がする!そんな部分の心理描写とかが秀逸なんだよね!とにかく読み終わった後の爽快感とか、満足感みたいなものは皆無だと思った方がイイかもね!とにかく現実的に描いているから、その部分は好感が持てたりする!ただ、内容はアレかもしれないけどね!