【復讐の未亡人(1巻~2巻)感想】ここまでスカッとする復讐劇も珍しい?IT企業では当たり前?有能なエンジニアを追い込み自殺に追いやり、残された未亡人が復讐を誓う復讐劇に興奮!

サスペンス

復讐の未亡人(1巻~2巻)感想(少しネタバレあり)
黒澤R

復讐の未亡人(1巻~2巻)感想

復讐モノの中でも特に完成度が高いと思ったのが『復讐の未亡人』です。自分もIT系のエンジニアをやっていた経験があるせいか、『あるある!』と思いながら、今時のブラックともいえるIT企業の現実を描いた作品に興奮してしまいました。

実際問題、IT系企業を渡り歩いてきた身としては、ストレスで退職された方や、過労により亡くなった方などを見てきているので、どうも単なる漫画ととしてではなく、興味深く読ませてもらったというのが本音だったりします。

本作では、未亡人(鈴木密)の夫(鈴木雄吾)が過労だけでななく色々追い込まれ、最後は自殺してしまったことに対して復讐するために、夫が務めてた会社に派遣社員として働き出したことから物語がスタートします。

IT系によくありがちというか、もう社員がみんなどうしようもないくらい自分勝手な面々のオンパレード!これって酷いと思う方がいるかもしれませんが、IT系ならどこでも同じとは言いませんが、実際にあり得るレベルの内容です。他人に自分の仕事と責任を押し付けるのは当たり前!上司の覚えがいいコネ入社組は、仕事はできないのに態度はデカいし!

ちなみに1巻での密の復讐対象者は、

橋本課長→雄吾に罵詈雑言のパワハラ!
古武一也→創業者一族の出身で、仕事はできないけど雄吾にエバリ散らしていた!
板橋かおる→雄吾に仕事を押し付けていた!
佐伯麻穂→自身の浮気を雄吾に強引に誘われたと嘘をつき、彼氏の前田亜津志に雄吾をボコってもらった!

といったところ!

特に許せないのが麻穂だね!恋人の亜津志に雄吾を襲わせたり、密のことも追い込みかけようとしたり、本当に性悪女って感じ!ちなみに、この手の女性はIT系によくいるタイプだったりします。社長と食事をしていたとき密に嫌味ったらしい態度を取ったりね!もう、性格は最悪といっていい!見た目がイイから(可愛いから)、周りからの覚えもイイし、可愛がられるし!

そういえば、密が直接手を下して復讐しているのって橋本課長だけなんだよね!残りは、裏で糸を引いているって感じ!これを卑怯と思う方もいるかもしれないけど、これが本来の復讐なのかなと思ったりする。できるなら自分の手を汚さずに済ませたいよね!

しかし、復讐の未亡人(1巻)はよくできている!2巻は、新ストーリー、密(美月)と斎藤真言との新しい生活が始まるところから始まる!

密と真言って結婚したのかな?一緒にマンションで暮らしているけど、いまいち微妙な関係!真言は、密と結婚したい(一緒にいたい?)感じだけど、密はかなり割り切っている感じだよね!

2巻では、訳ありそうな隣の老婆、自殺志願の少女、そして密と真言の過去のことなどが明かされようとしている。ここからは、過去の出来事なども大いに関係してくる感じ!特に密の過去は、ものすごく重たそうだよね!兄と父親と禁断の関係を持ったっぽい描写があるね!隣の叔母さんの部屋で、流産という言葉にすごく反応していたけど、密には流産の過去があるのかな?

そんな時に現れた自殺志願の少女(凛)!小学校でイジめられている感じだね!しかも、凛の家庭事情が悪すぎる、両親両方とも毒親だよね!凛の母親は極度な依存症で、父親は暴力が酷そう!しかも父親のほうは、凛のことを狙っている(性的な意味で)感じもする!弟の俊は、父親に殺されてしまったのかな?

凛がマンションの階段から飛び降り自殺を図ったのは、呪い殺したい人(まあ両親だろうね)がいたからかな?どうも密は、問題ごとにかかわりやすいタチなのかもしれない!

まあ真言は、ちょっと変わっているというか、他人のことなんかどうでもいいから、2人で楽しく生きようみたいな雰囲気があるよね!これは、真言の過去とも関係があるのかな?

1巻は、キレイに復讐劇をまとめたけど、2巻以降は過去から現在に続くシガラミ(トラウマ?)との決別的な展開になるのかな?気になる!