【格闘美神 武龍(1巻~5巻)感想】中国拳法でライバルと格闘するスポコン漫画だけど、イマイチ面白いのか、つまらないのか、評価が決まらない!
格闘美神 武龍(1巻~5巻)感想(少しネタバレあり)
石川優吾
格闘技系の漫画は好きなはずなんだけど、その中でもイマイチ評価が定まらないのが『格闘美神 武龍』という漫画!これ主人公のラン(中国の毛家居合拳の継承者で女子高生)が、その中国拳法を使ってライバルと格闘していくストーリーだったりします。中国拳法モノなんて、結構面白そうな感じがするのですが、本作はどうもわからない!
一応、ランの当初の目的は、総合格闘技・プライムマットのエース、曹春楊(ツァオ・チュンヤン)を倒すことに置かれていたりする。まあ5巻までだと、めぐみとの対戦途中で終わっているから、ここから盛り上がるのかもしれない!
ただ、ランは中国拳法を使うはずだけど、女子プロレス団体に武者修行(?)のためか、入団しちゃうんだよね!そこで覆面レスラーとしてデビューするけど、途中で演出のために試合がぶち壊されたりして、どうも尻すぼみな感じを受けてしまう!
中国拳法なのにプロレスしたりしているのが面白くないのかなと、自身で考察してみるけど、イマイチ分からない!普通、5巻くらいまで読むと、それなりに盛り上がってくるんだけど、それが無いんだよね!めぐみとの対戦中に気功術師の集団も出てくるけど、何かよく分からない!
女子プロレスなのか、中国拳法なのか、何をテーマにしたいのか分からないから、面白さを感じないのかな?
ちなみに石川優吾先生といえば、スプライトなんかは凄く好きなんだけど、この手の格闘技系の漫画は、造詣の浅さを感じてしまう。