【不安の種(1巻)感想】ショートホラー詰め合わせ!なんだけど、オチは無いし、『何が言いたいの?』って気もするけど、それでも怖さはある!
不安の種(1巻)感想(少しネタバレあり)
中山昌亮
ショートホラーの詰め合わせが『不安の種』です。まあ、ホラー漫画なのでオチとかありそうですが、全く無いです!ただ単に怖いってだけ!そもそも漫画の体を成していない!ただね、その瞬間瞬間だけを切り抜くなら、確かに稀な怖さがあるわけ!妙なリアリティーさがあるというんかな!
しかも各話全くつながりがありません!言い換えるなら、例えば、ホラー映画とかあるでしょ!怖いシーンがイッパイあるけど、その怖いシーンをコマ切りにして、その怖い部分だけをまとめたのが本作といってもイイ!
オチ無し、結末無し、単に怖い話の全体じゃなく、怖い部分だけを切り抜いた感じ!ただ、絵柄とかホラー感があってイイかもしれない!楳図かずおさんの怖い漫画とかあるじゃん!アレもよくわからんのが多いけど、あんな感じなんだよね!なんの脈略もなく、ただ怖いだけってやつ!そんな感じ!