【恋と軍艦(1巻~2巻)感想】中1の女の子が41歳のイケメン町長に恋する物語!でも、その町長には同性の好きな人がいるんだよね!早く大人になりたいと思ったあの頃って感じの展開が好き!
恋と軍艦(1巻~2巻)感想(少しネタバレあり)
西炯子
いちおう少女漫画なんだけど、いろいろ詰め込んできているなと思ったのが『恋と軍艦』です。ストーリーとしては、中1の女の子(遠藤香菜)が41歳のイケメン町長(港航一)に恋する物語だったりする。28歳年上の年の差恋愛というやつ!ただ、その町長には同性の好きな人(入市アレクサンドル、サーシャ)がいたりするんだよね!少しBL要素も入っていたりするわけ!
また、香菜が親の離婚で母方の祖母に預けられているんだよね!ちなみに母親は、海外転勤で今では香菜とも連絡が疎遠になっていたりする。かなり重い家庭環境なんだけど、この辺りの描写もしっかり描いているんだよね!特に香菜の誕生日に母親から洋服のプレゼントが来たけど、どれもサイズが小さいものばかりで香菜が悲しむところがあるんだけど、こんなところもしっかり描いているんだよね!香菜の家庭状態ってのが凄く寂しいものになってる!
しかも、香菜って友達もいないんだよね!かろうじて晶とか唯一の友達(?)と言えるかもしれない。お互いボッチ同士ってこともあるけど、航一とサーシャに関わるようになって、2人で行動することが多くなってるのが、せめてもの救い!
でも中学生の女の子が大人の男を好きになる(憧れる?)って部分で、たぶんこんな感じなのかなと思ったりすることもある。香菜の航一に対する好きって、まだLOVEというより、LIKE寄りかなと思ったりもする。憧れとスキが混同している感じ!航一の軽トラをホワイトナイト号と呼ぶのなんか、メルヘンチックが入った中学生ならではって感じ!この先、何処に落ち着くのか、展開が気になる!