【声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~(1巻)感想】女中の奉公のはずが、まさかの女郎!幼き少女がもがきながらも強く生き抜く姿に涙してしまう!

ヒューマンドラマ

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~(1巻)感想(少しネタバレあり)
安武わたる

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~(1巻)感想

すごく可哀想な話なんだけど、同時に女性の強さみたいなものも感じさせてくれるのが『声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋』です。父母が亡くなり、残った借金を返すために女中として島を出る2人の幼き姉妹。

姉(サヨリ、17歳)
妹(チヌ、14歳)

2人でまた島に帰ることを誓い、女中奉公に出る2人だが、実は女中ではなく女郎だったという展開!この漫画は、妹のチヌにフォーカスを当てたものです。

この漫画を見て思うことは、昔って人買いの競りがあったのかなってこと!やっぱり、あったんだろうね!しかも、半分騙して幼い少女を連れてきていたのかなと思うと心が痛む!チヌは、競りで売れ残ってしまったので、下層遊郭の須賀屋に引き取られることになる!最初は、泣き止まないチヌだが、だんだんと馴染んでいくわけ!しかも初見世(源氏名は小菊)に出されてしまい、思わず逃げ出してしまうチヌ!旦那怖すぎ!

あまりの怖さに夜中に逃げ出し、そこである1人の青年に助けられる!その青年こそ、この遊郭一帯の地主の若様だったみたい。

この漫画、読み進めていくとすごく悲しくなるんだけど、チヌが一生懸命生きていく姿にほっこりしてしまう。女性の強さというのか、環境に慣れるチカラというのか、つい読み進めてしまう!これは、かなりおすすめ!