【ガンニバル(1巻)感想】一気に引き込まれるサスペンスホラー!田舎の閉塞感、馴染もうとしても周りは全て敵に見えてしまう怖さ!田舎を舞台にしたストーリーが怖すぎる!

ミステリー・ホラー

ガンニバル(1巻)感想(少しネタバレあり)
二宮正明

ガンニバル(1巻)感想

最初の数ページで思わず引き込まれたのが、『ガンニバル』です。食人(?)をテーマにした感じのサスペンスホラー!もうサイコチックな雰囲気にのめりこみました。しかも、最初からお婆さんが(熊?)に襲われて亡くなってしまう緊迫展開!なんだけど、そのカラダに見つかった歯形!これが食人へのヒントになるのかな?もしくは主人公のお巡りさんは、虐待を疑ったのかな?そして、その直後に猟友会の男に猟銃を向けられ絶体絶命のピンチ!もう、絶対何か隠していそうな雰囲気がムンムンな村民!こんなハラハラさせるストーリーは、面白い!

しかも、こういった田舎独特なヨソ者を身内扱いしない感じといい、人間関係が難しそうな感じといい、すごく上手く描いているから、引き込まれる!場所が田舎ってだけで、閉塞感というか、村八分というか、そんなネガティブなイメージを連想させるからね!そんなのが本作と絡み合って、余計に面白くしている!

そしてサスペンスタッチの絵が抜群に怖い雰囲気を出していてイイ!絶対に何か隠しているのに、表面だけ取り繕って人間関係を成り立たせようとしている感じとか、すごく上手く描いているよね!

無理やり歓迎会と称して、家族全員を呼ぶのなんて、田舎の怖さというか、不気味さを感じさせる。ヨソモノから身内の仲間入りする儀式なのかもしれないね!まあ、される方は、余計なお節介かもしれないけど!

しかも田舎の習慣に馴染もうとしているのに、本当に親身になって味方になってくれそうな相手が全く見当たらないのって、凄く怖さを感じる!本作は、田舎の陰湿さを上手く描いているよね!その上で謎の怪死(?)ともいえる老婆の死!失踪した前のお巡りさんの娘の登場!

周りが敵だらけで、この先どうなるのか予想もつかないハラハラさが最高に面白い!もう、ストーリーに引き込まれていく!