【サイコドクター楷恭介(1巻)感想】これ心の病に関するミステリーなんだけど、凄く凝ってるよね!ドンデン返しや伏線の回収まで、しっかり描いているのがポイント!
サイコドクター楷恭介(1巻)感想(少しネタバレあり)
作:亜樹直、画:オキモト・シュウ
心の病をテーマにした感じの漫画が『サイコドクター楷恭介』です。この手の作品は、普段あまり読みません。だって、キチンと読ませる構成になっているから!だから、しっかり読まないと伏線の回収がどうなったかまで分からなかったりする!ただ、たまに読むと面白いんだよね!基本的に凝っている作品が多いから!本作も、凄く凝ってるわけ!しかも、ストーリーを丁寧に描いているよね!どんでん返しや、伏線の回収までキチンと描いているわけ!
本作のストーリーは、個人でやってる精神科医・楷恭介のストーリー!基本的に心の病が多いから、その病気を治療していくわけだけど、コレが事件を伴っていることもあり、かなり面白い!特に1話の『結婚と詐欺と真実と偽り』なんて、超凝ってるよね!最初は、単なる二重人格だけかと思ったけど、何で二重人格になったのって部分で過去の回想シーンとかあるんだけど、母親の殺人という強いストレスがあることが関係していることから二重人格が発症したみたいね!
しかも、この二重人格者、特に裏の顔は悪さばかりしているからタチが悪い!もう、医師が病人を治療するというより、事件を解決することで”その心の病気”も治っていくって展開なんだよね!コレが凄く凝った構成になっているから、楽しく読めるわけ!
まあ、しっかり読まないといけないから、読ませる漫画や考えさせる漫画が嫌いな方には、不向きといえる!昔だったら、きっと読まなかったかなと思うけど、大人になるとこんな漫画にも面白さを見いだせるよね!