【鑑定眼 もっとも高価な死に方(1巻)感想】底辺警備員が仕事先で遭遇した泥棒を意図的に逃がしたことで始まるサスペンスに興奮!ハラハラドキドキの5億円の強奪計画!
鑑定眼 もっとも高価な死に方(1巻)感想(少しネタバレあり)
原作:楠本寛樹、作画:後藤悠太
普通に考えたら酷い警備員もいたもんだと思ったのが『鑑定眼 もっとも高価な死に方』です。29歳の冴えない警備員・野見大介が主人公の本作!あまりやりがいを感じるように働いてないことから、この先の人生を悲観しているような感じの主人公!そんな主人公が、緊急発報があった現場(物凄い豪邸)に到着し、家の中に入ると、目の前に強盗がいるわけ!初老のお爺さんといった刃物を持った強盗は、現金ケースを持ち、汚れた金だから盗んでもイイと言いながら野見に襲い掛かる!刃物で腹部を刺されながらも強盗を取り押さえるが、家の中の高価な家具類を見ながら、何か思い当たることを感じたのか、逃してしまう!強盗も警備員も、なんかみんなダメ人間の典型で困る!
その後、警察に事情聴取されるが、嘘を言ってごまかす!しかも、当の盗まれた豪邸の住人も盗まれたものは無いと答えていたみたい!腹部を刺されていたこともあり、入院する野見だけど、その夜やってきたのは、豪邸の住人!どうも住職みたいね!
その住職は、何故嘘をついたかと野見を問い詰める!そこで野見を殺そうとするけど、向こうも訳ありなのを感じたのか、現金輸送車を襲わせるように住職に仕向けるわけ!ちょうど盗まれた分を回収できるみたい!
いろいろツッコミどころがあるんだけど、まあハラハラドキドキ展開が待ち受けていることは分かる!しかも盗まれたお金は、新札だったみたいで、そのままだと足が付くことが予想されているみたいね!そこで旧札ばかりで、盗まれた分をすべて回収できる現金輸送車の襲撃を住職に提案するけど、もう野見がクズ過ぎて困る!でも警備員ってみんな、モノの価値とか詳しくなるの?犯罪絡みの展開になると面白くなりそうだけど、野見が余りにもお金に囚われすぎているのが気になる!