【セルフ(1巻)感想】男の子の一人行為について面白可笑しく描いた本作!思春期に誰でも通る通過儀礼を大人になってからすると、どうなるのか?ある意味、文学的作品かも!
セルフ(1巻)感想(少しネタバレあり)
朔ユキ蔵
男の子の一人行為について面白可笑しく描いたのが『セルフ』です。思春期男子なら誰でも通る道なんですが、主人公の国木田陽一は大人になってからその通過儀礼を済ませるというストーリー!一見するとギャグ漫画なんですが、一人行為についての学術書の存在も絡めて、凄くバカ真面目に描いているわけ!ある意味、文学的な作品ともいえる!
しかも鉄棒とかコンニャク、そしてローションなどを使って陽一が真剣に一人行為に耽るのは笑える!しかも妹に白い目で見られている感じもするし!1巻ラストで、夜の海、崖の上から出すことに成功したけど、それが女性の顔にかかって!その後どうなるのか気になって仕方がない!
淡々と進むストーリーなんですが、これが思いのほか面白楽しい!感情も出さない陽一だけど、気になって仕方がない!真面目な男(社会人)が真剣にバカなことに取り組んでいる姿は、逆に愛らしさも感じてしまうほど!淡々と進むストーリーに引き込まれてしまう!