【いま「余生」って言いました?(1巻)感想】高2の息子がいる39歳シングルマザーに訪れた第2の恋愛転機!玲奈が恋を意識しだす話の流れが好きだったりします!しかも相手多いし!第2のモテ気が到来!?
いま「余生」って言いました?(1巻)感想(少しネタバレあり)
アキヤマ香
タイトルと実際のストーリーのイメージがここまで違うと思わなかったのが『いま「余生」って言いました?』です。”余生”なんてくるから、残りわずかな人生をどうやって過ごす系のストーリーなのかと思ったら全然違っていた!恋の話なのね!主人公は、高2の息子がいる39歳シングルマザーの玲奈!アラフォー目前で息子にも手がかからなくなってきたお年頃!会社では、サポート的なポジションをそつなくこなしていく、裏方に徹して、出世などは考えないタイプみたい!
そんな玲奈だけど、78歳のお婆ちゃんに病院で好きな人ができ、”恋は生きる力”なんてことを聞かされたことで、心の揺らぎみたいなものを感じたようだよね!さらに玲奈の大学時代からの飲み友達、上昇志向全開なイケイケ肉食美人からも叱られたことで、このままでいいのかということについて考え始めたみたい!
そんな時に仕事の関係で出会ったのが、大学時代の憧れの人、そして社内のプロジェクトの関係で移動してきた息子よりも5歳年上の若者(遥)!そして元旦那から復縁みたいなアプローチ!一気に動き出すんだよね!
まあ個人的には、大学時代の憧れの人は一番無難なのかもしれないけど、玲奈の戦隊モノ好きな趣味のことを知っている遥も捨てがたい気がしないでもない!同じ趣味を持つ者同士という点では、悪くはないよね!まあ、年齢が息子の5歳上ということが引っかかるけど!元旦那は、何で別れたのかというのが気になるね!息子が、どう考えているかも気になるしね!
ルーチン通りに地味に過ごしてきたシングルマザーに巡ってきた転機が、どう転ぶのか気になって仕方がない!