【虐めを待つ人(1巻)感想】涙なしに読めない漫画!著者の実体験をもとに描かれた家庭内でのイジメに涙!こんな親がいることに驚きを隠せない!親も学校の先生も誰も信じれなくなるよね!

イジメ・復讐

虐めを待つ人(1巻)感想(少しネタバレあり)
原作:島田妙子、漫画:あしだかおる

虐めを待つ人(1巻)感想

もう涙無くしては読めないのが『虐めを待つ人』という漫画!実は、この漫画は原作者の島田妙子さん(の兄妹たち)が幼少期に体験した親からの虐待を描いた作品!世の中、こんな親がいるのかと驚きを隠せない。正直、自身も親からの虐待(イジメ?)体験があるので、かなり感情移入してしまうところがあるのが本音!特に1巻で妙子が父親に風呂に顔を沈めさせられるシーンがあるけど、あれは自分も経験がある。アレ本当に辛いから!辛いというより、怖くて苦しいというのが本音。本当にこのまましんじゃうのかと思うくらいだったから!

1巻を読んで思うのは、父親は最初こそ良き父親なんだけど、女選びに難があるのかなと思ってしまう。最初の妻も兄弟たちに虐待をしていたしね。2人目の妻に至っては、最初は優しいお母さんとして兄妹たちに接していたけど、すぐにシツケと称した虐待が始まっている。まず父親の妻選びに問題があるね。

家事の後で入所した児童養護施設が兄妹たちにとっては一番幸せな時期だったのかと思ってしまう。哀しいことだけど・・・

でも、いきなり新しいお母さんと新しい家での生活なんて、兄妹たちにとっては複雑だよね。新しいお母さんにとっては、いきなり他人が生んだ3人の子供ができたわけだからね。大変なんだろうけど、そんなこともひっくるめての結婚なんだろうし・・・やっぱり父親が一番の問題なのかなと思ってしまう。結局、父親も虐待に加担していくからね!生活もままならないのに、新しい奥さんと子供までつくったら、なおさら兄妹たちの立場というか扱いが雑になっていくことは想像に難くない。

さらに学校の先生がダメダメだよね!少なくとも3兄妹に生傷か絶えないのがわかっているなら、何かしらの問題があることが何故わからないのかということ!妙子が坊主になって学校に行っているなら、なおさら何故問題があることに気が付かないのか?母親の言うことばかり聞いて、しまいには学校の先生からも妙子が虐待みたいな扱いされる始末だし!

もう3兄妹たちが可哀そうで涙が出てくる漫画です。

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