【じゃあ、君の代わりに殺そうか?(1巻)感想】イジメから解放されることを望んでも自分では何もできない、しない!そこに現れた同級生がボクをイジメから解放してくれた!
じゃあ、君の代わりに殺そうか?(1巻)感想(少しネタバレあり)
原作:蔵人幸明、漫画:榊原宗々
気になったタイトルだったので、つい読んでしまったのが『じゃあ、君の代わりに殺そうか?』という漫画!まあ、イジメが関係しているかなと思ったけど、想像よりも上のイジメに遭っている主人公(藤倉優馬)が可哀想すぎる!
お尻の穴にペンを入れられて写真を撮られたりしたら、嫌すぎる!そんな主人公に現れたのが雨里涼(アメリ)だ!学校で優馬がイジめられている所に現れ、
『次、優馬に手を出したら殺すよ』
とイジメをしてきた連中に言い放ってくれた!
アメリは、優馬に友達なんだから優馬の悩みも共有すると言ってくれるナイスガイ!イジメられている時って、こんなことを言ってくれる友人の存在って嬉しいよね!でも、イジメてきた連中の仕返しも怖いのも本音だと思う!
何か今どきのイジメでよくありそうな展開だよね!イジメてきた連中は、さらに強い人に報復させようとするし!気に入らないなら自分たちで何とかすればいいと思う!
優馬の場合、報復が怖いから自分から仕返ししたりしないけど、でも心の底では復讐したいと考えているはず!でも、一人じゃ何もできないし、やれない!誰かにやって欲しいと勝手な願いもあるかもしれない!
でもアメリは、何で優馬を助けたのかな?まあ、陰湿なイジメを見るのが嫌いな正義感ってだけじゃないと思う!謎が多いね!そこも面白さの1つ!
正義感という点では、横田悠奈の方があるよね!悠奈も昔イジメられていたみたいだけど、他にも何か謎めいたところがあるよね!
しかし、学校の先生はどこもこんな感じだよね!イジメに対して正面から取り組むことをしない。これは、リアルも漫画も同じかもしれない。
昔、自身もイジメられたことがあるせいか、この手の作品はどうも先が気になって仕方がない!ただ、優馬とアメリの関係が何か嬉しくなってくる。イジメられていた自分にもこんな友人が目の前に現れたら嬉しくなるよね!