【父さんはひとごろし(1話~5話)感想】1話をだけならラブコメなんだけど、2話からの展開が秀逸!もし、自分の父親が殺人事件のニュースを見てニヤッとしたら・・・そう考えると怖すぎる!
父さんはひとごろし(1話~5話)感想(少しネタバレあり)
ノレソレ
久しぶり興味深く読ませてもらった漫画が『父さんはひとごろし』です。自分の父親が殺人事件の犯人かもしれない、というか犯人だったというストーリーです。1話だけを読むと何のラブコメだよって思うけど、2話からのストーリーが面白くなっていく!
ある日、主人公が家族で夕食をとっているとき、テレビで流れた『関東少女5人連続殺人事件』のニュースで父がニヤッとしたら、凄く不気味というか怖さを感じるよね!『なんで父さんは、こんなニュースでニヤッとするの?』というのが純粋な子供心かもしれない!父に対しての何らかの不信感みたいなものが芽生えた瞬間かもしれない!そして、この時、母親が話を切り替えようとしたことにも、何か意図的なことを感じてしまう!
そしてこの辺りから登場してくる、週刊誌の特集記事ネタや、サイコパス好き(?)の友人の野崎!
そして本格的にストーリーが始まるのが3話からだね!彼女と話し込んで早く家に帰るために近道した藪の中で見た目を潰されて死んでいる猫の死体の登場!そこに不意に現れる父!もう怖すぎ!父親は、自分が警察に連絡するから駿に早く帰っていなさいと告げる!ただ、父は携帯電話を持たないことを知っている駿は、途中で引き返すわけ!そしてそこで見た父の行為に唖然としてしまう!
まさに父は、その猫の死体を見ながら行為にふけっていたんだよね!
いや、マジで怖い!自分の父親がこんなだったら怖すぎる!でも、この辺りまでは、まだ自分の父親が『関東少女5人連続殺人事件』の犯人かもしれないなんて思っていないよね!それとは別の違和感を感じているかもしれないけど!
そして5話で週刊新報の記者の前に現れる『関東少女5人連続殺人事件』の被害者で唯一の生き残りの女性の登場!やっぱり復讐を考えているよね?さらに警察に連絡したはずの猫の死体のことで現場の土を掘り返して出てきたもの!
駿にとっては、もう父親を信じることができなくなった瞬間かもね?
この漫画、色んな意味で怖いよね!口コミとか調べていると、どうも元ネタがあるみたいね。神戸のアノ事件が元ネタなんて話!このサイコパスストーリーから目が離せない!