【君が僕らを悪魔と呼んだ頃(1巻~3巻)感想】これは、怖いくらいに面白い!失踪、記憶喪失の末、自分を悪魔と呼ばれていたころに戻そうとする友人!蘇る記憶!
君が僕らを悪魔と呼んだ頃(1巻~3巻)感想(少しネタバレあり)
さの隆
タイトルが気になって思わず読んでみたのが『君が僕らを悪魔と呼んだ頃』です。これは、怖いくらいに面白い!かつて悪魔と呼ばれていた斎藤悠介!しかし、半年間の失踪後、記憶喪失となり、リア充全開の高校生活を楽しんでいた!そんな悠介の前に、かつて悠介の虐めのマトになっていた同級生が次々現れて、過去の記憶を忘れた悠介に対して、昔を思い出させようとするストーリー!
まあ、過去を思い出させようとする方法がエグい!これ、かつての悠介がやっことを繰り返しているんだよね?そう考えると、過去の悠介が酷すぎる!しかも、記憶喪失だから、それらを全部忘れているんだよね!
最初に現れたバイト友達のシュウなんて、背中に酷い火傷を負っている!それを付けたのが悠介なんだよね!シュウにしたら、自分をこんな目に合わせた張本人が、過去を全部忘れているなんてことでノウノウと生きていたら、頭にくるよね!1巻では、手に穴の開いた会澤も登場!会澤とは、親友だったみたいだけどね!
2巻ではさらに面白くなるよ!今のところ悠介が一ノ瀬明里を殺しているかもしれないということ!ただ、2巻を読む限り、生きていそうな感じだね!ただ、悠介の明里に対する過去の出来事を思い出していくわけだけど、相当ひどいね・・・で、2巻では、悠介が過去の悪魔と呼ばれたころに覚醒していくような事件が起こるわけ!母親が何者かに襲われて入院しちゃうんだよね!ここでビビる悠介だけど、会澤の悪魔の一言があるんだよね!こいつも何考えているのかイマイチ分からない!
3巻では、悠介が明里との生活のすべてを思い出しているね!といっても、昔の悠介が酷いのなんの!確かに悪魔だよね!環も悠介の過去を全部知ったうえで付き合うことにした感じだしね!まだまだ謎だらけなんだけど、続きが凄く気になって仕方がない!
元・いじめられっ子だった自分としては、加害者が過去を忘れてノウノウと生きているなんてことを知ったら、嫌な気持ちになる。被害者よりも加害者の方が気楽なのかもしれないね!本作は、イジメの仕方が胸糞な感じなんだけど、引き込まれてしまう面白さがあるよ!