【無職強制収容所(1巻)感想】再生者?パーソナルカード?洗脳?ニート増加による近未来に起こり得そうな人間再生プログラムが面白すぎる!
無職強制収容所(1巻)感想(少しネタバレあり)
原作:鎌倉敦史、作画:昭伶
近未来感あふれる設定にワクワク感が止まらないのが『無職強制収容所』です。ただ、他の方の感想を見ると、何か酷評が多い気がしてなりません!雇用保険とか失業保険とかイチイチ気にする必要も無いのかなと思うのですが・・・
要は、6か月を超えて収入のない人(無職やニート)は、再生処置施設に送られるんだよね!そこで脳をイジられるってことなんでしょ!で、外資系の超エリートが何故か強制収容所に送られちゃって、そこから脱出する展開になるのかな?その辺りのことが1巻だと”まだ”定まらない感じだね!
でも、この漫画で面白いと思うのは、再生処置施設に送られた人は、脳をクロックアップして専門的な知識だけじゃなく、疑似仮想的な業務経験までも脳に植え付けられるんでしょ!超凄い!問題は多そうだけど、それだけを聞いてしまうと、つい自分もやってみたいなんて思ってしまったりもする!
でも、ニート対策とか無色対策としては、もってこいなのかなと思ってしまったりする!非労働者再生法なんて、本当にそのうちできるのかなと思ってしまう!結果として経済の活性化が実現できるならば、多少の問題には反対の声も小さくなるんかなと思ってしまう!
まさに近未来感アリアリな設定なんだよね!人間の脳をパソコンと考えれば、知識や経験を電気信号として植えつけられれば、スーパー人間(本作では、再生者)になっちゃうよね!
ちなみに本作は、エリート街道まっしぐらの神条達也が、いきなり会社を解雇され、強制労働の執行と称して、富士山麓にある施設に連れていかされ生活することになるわけ!その施設では、変な薬を飲まされるわけだけど、その薬が洗脳と関係がありそうだね!
でもね、無職強制収容所(1巻)で一番ワクワクさせるのは、一番最後だね!まさいか達也の元(?)恋人が絡んでいる描写のところ!『お前関係あるのかよ!』って感じ!達也を再生者にするのに一枚噛んでいる感じだよね!達也とのデート中は、おバカそうに見えて、実は腹黒タイプだったりするわけ?
近未来感な設定なのと、ニート社会という、今の世を反映したような世界観に思わず引き込まれます!