【ミスミソウ(1巻~2巻)感想】涙無しには読めない!壮絶イジメの先に待つのは、絶望か狂気に満ちた復讐か!子供のイジメの陰湿さに愕然!イジメの復讐を誓った春花の狂気に満ちた復讐劇も興奮!

サスペンス

ミスミソウ(1巻~2巻)感想(少しネタバレあり)
押切蓮介

ミスミソウ(1巻~2巻)感想

もう涙なしには読めない壮絶なイジメ漫画が『ミスミソウ』です。こんなことされたら、誰でも復讐してやろうと思うもの!主人公の野咲春花が都会から田舎に転校してきたというだけで、クラスのみんなから壮絶なイジメをされるというストーリーです。イジメのリーダーは、クラスで女王様ポジションの小黒妙子!クラスで唯一、春花に味方するのは、カメラ好きの相場晄!妙子を筆頭として、その取り巻きたちも春花をイジメるほど!担任の南京子先生は、事なかれ主義に徹し、春花の父がイジメの相談をしにきてもまったく相手にしないほどのクズ教師!

こんな環境のせいもあるが、春花にとって唯一の落ち着く場所は家(家族)だった。優しい父母に可愛い妹!この大切な家族を壊されたら、誰でも復讐してやろうと思うもの!

家を焼かれ、家族が殺され、妹は一命を取り留めるも絶対安静の重体!これで復讐を誓うなというほうが無理だよ!もうこうなると復讐を誓うというより、もう何もかもがどうでもよくなってしまったというほうが正しいのかもしれない!その結果として自分たち(家族を含め)を不幸にした人間たちに壮絶な仕返しをしていくわけだから!

特に特筆すべきは、子供のイジメの陰湿さを上手く描いている!自分も小学校のころ転校してきたことでイジメの対象になったことがあるだけに、とても痛々しい!しかも学校の先生は、イジメっていうのを絶対に認めないからね!

そもそも最初の頃は、春花も復讐までは考えていなかったよね!もう何もかもどうでもよくなった感じなのかもしれない!復讐を決意するのは、家が焼かれ両親が死んで、同級生に呼び出されたとき、同級生から両親の殺害のことを聞いた時だよね!アレが発火点になって復讐を決意したよね!もし、そのことを知らなかったら、そのまま同級生に殺されていたのかなと思ってしまう。

イジメグループの連中が家に火をつけて両親を殺したんだからね!このままヤラれてなるものかって思うよ!仮に自分も死ぬとしても、イジメ関係者を道連れにって思うのは、当たり前のことじゃないかなって思う!

イジメは、イジメられる側にも問題があるという人もいるけど、実際にイジメられた経験がある人は、そんな軽はずみな考えには同調できない!単に自分が虐められた経験が無いから、そんなことを言うわけだし!

失うものが何もない(2巻の時点では妹は意識不明の重体なので死んではいない)わけじゃないけど、春花にしたら何も無くなった状態に等しいんだよね!

まあ、自分もイジメられた経験があるからわかるけど、イジメられた人間がバカを見て、イジメた人間が高笑いしているなんて許せない!善悪なんかどうでもよくなって、とにかくヤッた奴らに復讐したいって思うのは極当然の流れ!

バッドエンドしか待っていなかったとしても、自分をイジメてきた奴らに仕返ししたくなる!この結末が気になる!