【ウラアカジョシ(1巻)感想】裏垢怖すぎ!正義感あふれる生徒会長と思いきや、その裏の顔がゲスすぎた!しかも、陥れたはずのカモのトラップにはまり、自ら墓穴を掘るストーリー構成に脱帽!面白い!
ウラアカジョシ(1巻)感想(少しネタバレあり)
七保志天十
清純な女子高生の裏の顔がゲスすぎて、思わず見入ってしまったのが『ウラアカジョシ』です。生徒会長のみちるは、裏垢で自身の人脈を駆使して小遣い稼ぎをする強者!今朝も電車で痴漢に襲われているさつきを助け、生徒会長の株を上げるのに余念がない!
しかし、みちるの小遣い稼ぎの正体は、同級生(女子高生)の着替えなどの動画販売なわけ!学校に隠しカメラを仕掛けて、そこで集めた盗撮動画を裏垢を使って販売するというゲスの極みなわけ!というか、賢いのか・・・
しかも、みちるの場合、さらに反発しなさそうな同級生を痴漢グループに斡旋して収益化させていたわけ!この辺りは、実際の事件を元にしているのかな?あまりにリアルすぎて、逆に怖い!
しかし、さつきを痴漢グループに斡旋した際、どうも必要以上に痴漢したせいで、さつきが泣きながら登校してしてきたわけ!焦ったみちるは、さつきをなだめるが、ここでみちるは重大なミスを犯してしまう。そのことがキッカケとなり、刈り取る側だったはずのみちるが、今度は刈り取られる側になってしまう。女高生怖すぎ!
本作は、すごくよく出来ていて楽しめる!えっちな内容なんだけど、ストーリーが破綻してなくて、つい引き込まれてしまう!しかも、陥れた側の人間が逆に陥れられる展開!自業自得なんだけど、引き込まれるね!