【DEAD Tube ~デッドチューブ~(1巻~3巻)感想】エッチ&バイオレンスで再生数を稼ぐ高校生たちに戦慄!評価は分かれるが、個人的にはこの手のスプラッター漫画はハマる!
DEAD Tube ~デッドチューブ~(1巻~3巻)感想(少しネタバレあり)
原作:山口ミコト、作画:北河トウタ
レビュー評価は分かれますが、個人的にハマってしまったのが『DEAD Tube ~デッドチューブ~』です。デッドチューブの基本コンセプトは、動画投稿によって再生数を稼ぐというもの!しかし、その動画の内容というのが、エッチ&バイオレンス!猟奇シーン満載な学園スプラッター漫画になります。
1巻では、主人公の町谷智浩と真城舞が出会います。最初は、舞が町谷に自分のことを撮ってほしいとお願いしにくるところから物語がスタートします。気やすく請け負う町谷なんだけど、トイレシーンや着替えなど、まさに日常生活の撮影に少し不思議さを感じる町谷!しかし翌日、舞が男とデートするから撮ることに!夜になると潰れた工場でエッチを始める2人!つまらないものを撮っていると思いながらも、カメラを回し続ける町谷!その瞬間、鉄パイプで男を殴りつける舞!そして男を滅多打ちにし、全身血だらけになりながら、『キレイに撮れた?』と確認する笑顔の舞!ここで、個人的にハマりそうな予感がしたね!
数日後、報酬を受け取る町谷だけど、また舞に撮影をお願いされたときはキッパリ断ることに!そりゃそうだ!何の撮影するか分からないし、あんな怖いのは嫌だからね!
しかし、舞にいろいろ説明され、次の撮影にも協力することに!今度は、町谷が入部している映画研究部の大島佐柳(監督)を撮影することに!何でも5日後に自殺するらしく、それまでの行動を撮影することになる!デッドチューブ1巻で一番ハマったのが、この佐柳ルートのストーリーだね!まだDEAD Tubeのことを何も分かっていない町谷の葛藤、そして大どんでん返し!佐柳と舞のどちらを信じたらいいか分からない町谷の苦悩など、読み応え満載!特に大どんでん返しには『こうくるか!』と唸るほど!ここでハマったね!そして何気にキーマンになりそうなサキの存在!面白い!
2巻では、本格的にDEAD Tube(再生数を稼ぐゲーム)のことが分かってくる!そして佐柳ルートのエンド!ココは見応え十分!町谷が、舞と佐柳のどっちを信じるか、読み応えがある!そして佐柳ルートが終わると、今度は2巻のヒロインともいえる女教師の別木リエの登場!このリエ先生も訳ありで、かなり凝った設定なので読み応えがある!まさか先生を襲っちゃうとは、思わなかったけど!
3巻でリエ先生のルートが終わるんだけど、リエ先生の過去がまた壮絶すぎる!遊ばれているとも知らずに教え子との本気の恋愛、しかも、その教え子を惨殺しちゃったり!その辺りのストーリーは面白い!3巻は、死ニタガリ編もあるけど、ココは少し大人しめだね!そしてロックバリー島編に突入していく!
特にデッドチューブは、エッチ&バイオレンスなこともあり、その辺りの漫画が苦手、もしくは嫌いな人たちには”低俗”と評価される傾向がある。でも、パンプキンナイトとか殺戮モルフあたりの惨殺シーン満載なスプラッター系が好きな人には、ハマるんじゃないかな?自分もこの辺りの漫画好きだし、デッドチューブも今風の漫画で好きだったりする!コレは全巻読んでみたいね!