【破滅ノ匣―ハメツノハコ―(1巻~3巻)感想】憎い相手の近く置くだけで復讐できる呪いの匣が怖すぎ!残虐シーンが多めでこの先どうなっていくのか興味津々!
破滅ノ匣―ハメツノハコ―(1巻~3巻)感想(少しネタバレあり)
原作:咲乃此道、作画:有希うさぎ
ずいぶんと残虐シーンが多いなと思ったのが『破滅ノ匣―ハメツノハコ―』です。これ復讐系のストーリー!呪いの匣(はこ)と呼ばれる小さな箱を憎い相手の近くに置くと、箱から呪いが溢れて対象者を殺害できるというもの!最初は、子供をイジメる相手に復讐するのが目的だったみたいだけど、その対象がそのうち離婚した夫の家庭におよんだりして、もうサイコパスなお母さんになっている!
最初は、息子の陽介がイジメられることで学校に訴えたりしていた母の幸子だけど、その学校からはモンペ(モンスターペアレント)扱いされて、全く相手にされないで憤りを感じていた。元夫に相談しても養育権を主張したんだから責任持てなんて無責任な言葉!まあ、元夫の言葉は”そうだよね!”と思ってしまう!けど、学校の対応は酷いよね!そんな時に幸子の前に現れたのが黒ずくめの謎の人物!その人物に”呪いの匣”なるものを渡され、息子をイジメていた神崎家のポストに箱を入れることにした!すると翌日、その家庭で一家惨殺事件が起き、全員が死んでしまう。もう怖いよね!
まあ、こんな感じで次は元夫の家庭に及ぶわけだけど、3巻くらい読むとわかるけど、オムニバス形式になっていて、数話で終わっている感じ!3巻まで読むと、既に最初の幸子も死んでしまっていて、事件が謎のままになっている!その次に出てくるJKちゃんも、またサイコパスな感じだけど!
とにかく本作は惨殺シーンが多いのが特徴ともいえる!読んでいくと謎が次第に解決してくるのかもしれないけど、とりあえず刑事の正義は、最初から残っているけど、この人も過去に何かある感じだね!何らかのキーマンになってくるのかな?
かなりこの先が気になる漫画です!