【モンキーピーク(1巻)感想】登山ネタかと思ったら、化け物出てきてドンドン人が減ってく恐怖!1巻からハラハラ・ドキドキ展開!山猿も怖いけど、一番怖いのは人間の悪意だよね!
モンキーピーク(1巻)感想(少しネタバレあり)
原作:志名坂高次、作画:粂田晃宏
1巻からどんどん人が死んでいってしまい、思わずハラハラ・ドキドキさせられたのが『モンキーピーク』です。山を舞台にしたパニックホラー系の漫画といったところ!最初は、登山モノのストーリーかと思ったら、全く違っていた!大きな猿の化け物が出てきて、どんどん登山客を襲っていって殺害していくわけ!1巻からクライマックスみたいな展開に興奮を覚えます。全12巻で完結ですが、このくらいだと読みやすいかもしれない!
また、確かに猿の化け物は怖いんだけど、それ以上に人間の悪意ってのが凄く怖いって感じがする!性格の悪そうな南(男)と佐藤(女)は、嫌になってくる!
このモンキーピークのストーリーは、藤谷製薬の業績が悪いことを憂えた社長が、レクリエーションと称して団結の大切さを社員に教えるために登山をすることになる。その登山初日の夜に大きな猿みたいな化け物が出て、社員数名を大きなナタで殺害してしまうわけ!
2日目の朝、残った36名で下山するも、途中でルートを間違えた、正しくはルート表示の看板がすり替えられていた感じ!そのことに気が付いたのが遠野(男)!罠にはまったことを恐れた早乙女(男)は先頭に知らせようと急ぐが、どうも周りの不信をかってしまう!
でも、会社の登山だからといって、山のことを知らない佐藤が班長やって、リーダー面されるのは嫌だな!まともなのは、やっぱり部長で安心してしまう!でも、変に正義感が強い早乙女みたいなのも困ってしまう!ちゃんと説明すればいいのに、自分勝手な行動はね・・・まあ、性格の問題なんだろうけど・・・
モンキーピークを読んでいると、確かに山猿の怖さはあるけど、人間の悪意を必要以上に感じてしまう。ただ、会社での登山レクリエーションは、やっぱり嫌だな・・・会社での人間関係をそのまま登山に当てはめられるのは、ちょっとね!
まあ色々あるけど、この手のパニックホラー系は、とっても大好きです!