【花園メリーゴーランド(1巻)感想】謎多き隠れ里!実際にありそうな風習や習慣!読めば読むほど面白い!久しぶりの当たり漫画!でも、1人でこんな村に入り込んだら怖いよね!

ミステリー・ホラー

花園メリーゴーランド(1巻)感想(少しネタバレあり)
柏木ハルコ

花園メリーゴーランド(1巻)感想

実在する村をモチーフにしているのかと思ってしまうほど、設定が凝っているのが『花園メリーゴーランド』という漫画!殿様が落ち逃れるたときのためにひっそりと作ったという言い伝えがある、柤ヶ沢!

主人公の相浦基一は、父から先祖代々伝わる烏丸という刀について教えてもらう!どうしてもその刀のことが頭から離れず、中学卒業式の後で父の実家である谷竹村に向かうことにした。

しかし、途中のバスで寝過ごしてしまい慌てて降りてトボトボ歩いていると、いつの間にか辺りが暗くなっていた。そんな時、前方からスクーターに乗った少女(澄子)がやってきて、その少女の家(実は旅館)に泊まることになる!

この旅館のある村が柤ヶ沢(峠1つ超えると谷竹村らしい)だと教えられる。食事のときサクラタケなるものを食べさせられたが、とても美味しいと伝える基一に宿の女たちは、ホッとしたような感じなのが印象的だ!

翌朝、村を散策していると村の不良中年(女)達に捕まり、ズボンを脱がされそうになる基一!もう、明らかにおかしいのがわかる!性に対して奔放というか、貞操観念がないというのか!

しかも旅館の奥さん(みづえ、澄子の母)も夜這いに来たりして、だんだん怖くなる基一!さらに不良中年の叔母さんからも、村に伝わる奇妙な風習のことを教えられる基一!

この村では、女性が33歳の大厄の時、若者と性交渉して厄を落とすという習慣があるみたい!この辺りは、実際に今の日本でもありそうな風習で怖くなる!しかも、性交渉する相手は誰でもいいわけじゃなく、できるなら村の外から来た客人が好ましいみたい!そして一番肝心なのがサクラタケを美味しく食べられる男でないとダメらしい!

この作品は、風習とか慣習の設定がすごく丁寧に描かれているから読みやすい!しかも、ハラハラしながら読み進められる面白さ!絵柄からわかるように、非常に古い作品なんだけど、すごく興味深く読めます。