【君が死ぬ夏に(1巻~2巻)感想】想いを寄せる女の子の幽霊が現れて、その女の子の”死”を回避していくホラーミステリーが面白い!話が暗くなりすぎていないのがGOOD!
君が死ぬ夏に(1巻~2巻)感想(少しネタバレあり)
大柴健
実は、1巻最初の10数ページ読んで、いまいちハマらなかったのですが、改めて読み直してみたら、かなりハマったのが本作!純愛ホラー要素もあるんだけど、最初の導入部分が単調なので、どうも面白みがなかったんですよね。ただ、1巻を読んでみると、かなり面白く、2巻まで読んでしまった!
ストーリーとしては、昔から思いを寄せる同級生の谷川さんの死ぬ未来を回避していくという展開!その際に、主人公の山野が1人で解決していくわけではなく、谷川さんの幽霊が現れて、一緒になって死の未来から生きている谷川さんを救おうっていう感じなわけ!
まあ、推理の部分とか結構詰めの甘さもあるんだけど、このくらいの緩さがちょうどよかったりもする!ストーリーとしては、谷川さんが死んでしまう原因になっていると思われるのが、少し前に自殺してしまった西田さんという同級生!この西田さんの死因をを探り、谷川さんの死の未来を回避していこうとする展開になっている!
まあ、1巻で保健室登校してくる堀さんが西田さんを殺したなんてこと白状するんだけど、ここは随分あっさり白状してしまっているのが少し残念だったりする。1巻は、どちらかというとシリアス調の展開なんだけど、2巻になると仲間も加わることもあり、かなりギャグ要素みたいなものが増えたと感じてしまう。ただ、2巻の最期で覆面の正体を探っていた笹倉が殺されてしまうけど、あれ堀さんがやったんだよね!
2巻からグッと面白さが増していく!谷川さんの死の未来を回避する前に、まず西田さんの犯人探しが今のところのメインになっているね!でも覆面が誰かとか分かりそうになると、新たな問題が出てきてさらに話を面白くしていたりする。
7巻で完結のストーリーだけど、ちょっと面白くなってきた漫画だったりします!