【電人N(1巻)感想】高校中退のコンビニ店員が特定アイドルを推すわけ!ドルオタバトルサスペンスが熱いというか、怖い!電気人間最強すぎる!
電人N(1巻)感想(少しネタバレあり)
原作:蔵石ユウ、漫画:イナベカズ、原案:田中空
アイドルヲタが電気人間になって、推しメンを日本一のアイドルにするのが『電人N』です。何かヒカリマン(HIKARI-MAN)もこんな感じじゃなかったけ?電気人間になって何かしちゃうっていう感じ!
電人Nの蔵石ユウ(原作)とイナベカズ(漫画)のコンビって、『アポカリプスの砦』とか『食糧人類』も描いているよね!ちょっとグロ系だけど、目の付け所が面白いと思ってしまう!本作もファンタジーというか、空想ちっくなストーリーなんだよね!ただ、実際に上手くいかなくて、何か自分の気持ちを押し付ける不気味さというか、そういった部分がグロさになるんだろうけど、そこに斬新さなどを感じれると面白さも感じるかもね!
電人Nは、主人公の那須忠太が、電気人間になっちゃってアイドルグループのレッフェの神崎みさきを日本一のアイドルにするストーリーです。何で神崎みさきなのかなと思ったら、学校でイジメに遭っていた那須忠太に優しくしてくれたのが、当時のクラスメイトの神崎みさきだったわけ!それで彼女を応援しているみたい!
でも、学校でイジメられている忠太の回想シーンは、可哀そうになるほど!家庭環境の悪さなのか、学校内でのヒエラルキーの底辺になっちゃうのは、いたたまれないね・・・
忠太は、中退して近所のコンビニバイトをしながら、みさきの映像(VRだけど・・・)を見たりして、日々を頑張っていたんだよね!まあ、この辺りの頑張りも、今どきというのか、物悲しくなる。ただ、仕事中に店長が間違って忠太が大切にしているみさきのハンカチを捨ててしまったことに激怒して喧嘩してしまうわけ!自分もコンビニバイトをしたことがあるけど、今ってこんな店長や店員が多いのかな?それも怖くなる!
それでコンビニも辞めてしまったみたい!でも忠太の家庭もいろいろあるよね!母親がアル中で自宅療養中なのに、酒が止められないみたいだし!
忠太がアイドル(みさき)にハマるのも当然なのかもしれない!応援するといっても、最初はみさきのために信号を青にしたり、自販機で当たりを出してあげたりして、本当にささやかな応援ですんでいた!
ただ、何でもできることに自信がついたのか、そこからはサイコ入ったみたいにやりたい放題なわけ!だんだん過激になっていく中で、私立探偵が現れたりして面白くなる!この先どうなるか、ちょっと気になります!