【火葬場のない町に鐘が鳴る時(1巻~3巻)感想】田舎を舞台にしたジャパニーズホラーが怖すぎで面白い!この緊張感がたまらない!ハラハラしながら読める楽しさ!
火葬場のない町に鐘が鳴る時(1巻~3巻)感想(少しネタバレあり)
原案:碧海景、漫画:和夏弘雨
田舎を舞台にしたジャパニーズホラーが『火葬場のない町に鐘が鳴る時』です。コレは、面白い!緊張感があるホラー漫画って、やっぱり最高です。レビューだとセリフが多いなんて言う方もいるのですが、そこがまたイイ!というか、そこまでセリフは多くない気もするけど!たぶん1巻でのドラゴンの回想が長いと感じるのかな?あれはあれで説明が無いと、ストーリーに厚みが出ないから仕方ないよね!
本来ならセリフが少ない方がいいけど、本作に限って言えば、セリフの多さは全く気にならない!そのくらい内容に引き込まれてしまうから!
ストーリーとしては、幼き日に田舎(みとず町)を離れて、10年後にまた戻ってきた勇人!よく遊んだ咲という女の子に会うために、少し故郷をぶらついていた。そんな矢先、火事を見つけ、住民と一緒に消火をするのだが、そこで一緒に消火したのが咲だった!10年たった咲は、勇人のことを忘れた振りをしていたけど、やっぱり覚えていたみたい。でも、あんな態度をとる咲を見ると、幼き日の勇人との別れ方に問題があるのかなと勘ぐってしまう。
しかし、10年振りに戻ってきた田舎(みとず町)は、少し怖い感じになっていた。子供の頃、よく聞かされた冥奴様が夕方6時の鐘の音と共に現れるからだ!もちろん子供を早く家に帰すための方便だと思っていたら、本当に冥奴様が現れるわけ!この辺りのホラー要素が凄くイイね!田舎を舞台にして、しかもお化けなのか妖怪なのか分からない冥奴様の存在!しかも、喋っているしね!
勇人の父の失踪(?)も気になるよね!でも、何か生きていそうな感じだね!だからドラゴンと2人で探しに行こうとしたわけだし!まあ、途中でごん子さんに助けられたけど!しかし、奈央が生意気すぎる!
地図に記されたドラゴンの実家の廃寺に何があるのか!鉄塔の上にいるのは、ごん子さんのおじさんなのか!4巻から、さら面白くなりそうな予感!この先が気になって仕方がない!