【昭和・平成タブー事件 ~犠牲になった女たち~(1巻~3巻)感想】実際に起こった事件のオムニバス!かなり充実に描いているんだろうけど、いろいろ考えさせられる!
昭和・平成タブー事件 ~犠牲になった女たち~(1巻~3巻)感想(少しネタバレあり)
朱目キクヤ
実際に起こった事件をオムニバスとしてまとめたのが『昭和・平成タブー事件 ~犠牲になった女たち~』です。基本的に被害者が女性の事件を漫画化しているのが本作!しかも、多少フェイクが入っているのかと思ったら、事件名とか”ほぼそのまま”使っているよね!事件名の地名こそアルファベットを使っているけど、Wikiなどで調べれば、簡単に元ネタが何の事件か分かる!
いろいろ考えさせられることはあるんだけど、一番引っかかるのは、まだ風化していない事件が多いということ!確かに”ある”事件をモチーフにした漫画はあるけど、かなり脚色していたりして、極力元ネタが分からないように創作風に作っている漫画はある!ただ本作って、近年の事件をそのまま漫画化しているので、中には不快感を感じる方もいるみたい!感想などでイマイチな評価なのは、風化していない事件で、かつ被害者が女性ということもあるかもね!
そして、その被害者に関わりのある方も読んでいるかもしれないという可能性も考えると、複雑な想いがあるのも事実!描いていることは、間違っていないし、犯人がどうなったかまで知らなかったりするので、『そうなんだ!』って思うこともある。ただ、いろいろ考えてしまって複雑な想いが残ってしまうのも事実だったりする!