【異骸-THE PLAY DEAD/ALIVE-(1巻~2巻)感想】友情、裏切り、陥れ!学園ゾンビパニックの決定版かも!ゾンビと普通に戻るのを繰り返すって部分が新鮮!

ミステリー・ホラー

異骸-THE PLAY DEAD/ALIVE-(1巻~2巻)感想(少しネタバレあり)
佐伊村司

異骸-THE PLAY DEAD/ALIVE-(1巻~2巻)感想

学園ゾンビパニックホラー漫画で好きなのが『異骸-THE PLAY DEAD/ALIVE-』です。数あるゾンビ漫画の中でも、裏切りとか他人を陥れるって部分もキチンと描いているのが気に入ってます。その中で友情もあったり、そして葛藤もあったりして、イイね!

好きな女の子や親友がゾンビになったら、どうしたらいいのか?普通に考えたらダメなんだろうけど、それでもどうしようもないことってあるよね!そんな葛藤とジレンマを上手く描いているから好きなんだよね!

異骸って話のスタートが、くるみが人を食べているところからだから、分かりやすくて好き!そして、1時間前にさかのぼって、本格的に始まる!この描き方って、内容がわかりやすくて好き!そして特に好きなのが前半部分!いきなり生徒が暴れだして、それを何とかしようと思って殴るんだけど、そんな時に現れるのが親友たち!

いきなり生徒を殴っていることに対して、いきなり正義感が出るのが、ありえそうでいいね!後から来た人のほうが状況把握できていないのに、妙な正義感が出るのがリアル感がある!

しかも、好きな人が噛まれても、何とかして連れて行こうとするあたりね!そして噛まれるとどうなるかも考えられず、結局自分のせいで親友をゾンビにさせたわけだから!この部分は、『本当にこうなるかも!』って素直に思える!

異骸の面白いところは、噛まれたらゾンビ化するのは、どのゾンビ漫画と同じだけど、時間がたつと元に戻って、またゾンビ化するって部分だね!ゾンビになるのと、普通に戻るのを繰り返す部分は、新鮮!だから、好きな人とか何とかしたいって気持ちも強くなる!人間の心情変化が興味深く読めるのが面白いよ!

2巻は、更に面白い!ゾンビになるのは、時間が関係しているらしいことが分かってきて、対策を練る面々!ゾンビ化して記憶が無くなる症状がある生徒を集めようとする生徒会長だが、一向に聞く耳を持たない生徒たち!

そこでラグビー部主将の五十嵐が体育館に集まるように伝える!五十嵐の努力を知っている生徒たちは、皆体育館に集まり始める!でも、ゾンビ生徒を体育館に集めてどうするのって感じだよね!

ここで生徒会長の登場!体育館を抜け出した生徒は、打ち抜けと弓道部に指示!この生徒会長は、何か信用できない面構えだよ!裏で何考えているかわからない!実は、体育館ごと燃やそうとして1か所に集めたんだよね!

で、ここでイマイチ何考えているか分からない、ずる賢い如月が竜平に体育館が燃えることを連絡!その頃、体育館に火が付けられ、中のゾンビ生徒たちは戸惑う!体育館の上では、弓道部が構えて逃げようとする生徒を今にも射貫く状態で待機!

ここでうっかり矢を放ってしまい、女生徒に命中!ここで暴動するゾンビ生徒たち!体育館は、もう修羅場と化して、何とか逃げようとするゾンビ生徒で荒れていた!もう、生徒会長の宝条もどうかと思うけど、本当にこうなったら、どうなんだろうね!何が正義なんだかわからなくなる!

ゾンビ作品って、正義について考えさせられることが多いよね!何が正しくて、何が悪なのかわからなくなる!まあ、五十嵐を射抜くことを諦めた弓道部の主将が、最後に部員を助けたことは、褒めたいけどね!

なお、本作は結構酷評が多い!個人的には、キレイごとで片付けられないことに対しての葛藤とか、凄く好き!こんなゾンビ漫画も全然アリだと思っているし、面白いとも思っているんだけどね・・・