【後妻業の女(1巻)感想】高齢者の再婚に一石を投じる問題作!気立てよし、料理よしの”できすぎた”再婚相手の女性は、とんでもない毒婦だった!怖すぎ!

ヒューマンドラマ

後妻業の女(1巻)感想(少しネタバレあり)
小林薫

後妻業の女(1巻)感想

久しぶりに怖さを感じた漫画というのが『後妻業の女』です。『後妻業の女』といえば、黒川博行さんの小説『後妻業』を映画化した作品がありますね。本作(小林薫さんの『後妻業の女』)は、黒川博行さんの小説『後妻業』とは別物です。しかしそのテーマは、高齢者の遺産を狙った犯罪を題材にしてるのは明らか!近年増えているらしい高齢者の再婚、そしてそのことによる遺産相続の問題について考えさせられる作品です。

実は、自身も父を亡くした時、内縁の妻とも呼べる存在がいたこともあり、この『後妻業の女』は興味深く読ませてもらったというのが本音です。自身の場合は、本作のようにモメることは全くなかったのですが、今の時代、リアルで本当に起きているかもしれないと思うと、本当に怖い。だって遺産(お金だけじゃなく家とかもね!)を全部持っていかれるかもしれないからね!

でも、もし72歳の父が再婚するなんてことになったらどうする?しかも、その再婚相手が67歳だったら・・・考えただけでも『この先、どうなるの?』なんて考えてしまう!『何を考えるの?』と問われれば、もちろん遺産目当てなんじゃないのってこと!まあ、遺産があればの話ですが・・・

もし父が亡くなったら、遺産を全部持っていかれるんじゃないかという恐怖感があるわけ!高齢者の結婚って、結婚する側よりも、その子供たち(息子や娘)の方が色々考えてしまうかもしれない!

そんなことを考えながら読み進めると、すごく怖いんだけど、引き込まれる!しかも本作の久子(再婚相手の女性)が猟奇的というか、狂気に満ちているしね!40代・50代におすすめの漫画かもしれない!