【超人ウタダ(1巻~3巻)感想】警察の犬として忠実にこなしてきた男が、ある事件をキッカケに他者の想いに応えるように難事件を解決していく姿が熱い!

ヒューマンドラマ

超人ウタダ(1巻~3巻)感想(少しネタバレあり)
山本康人

超人ウタダ(1巻~3巻)感想

警察の本質ってこんな感じなのかなと思ってしまったのが『超人ウタダ』です。今まで警察の犬として忠実に勤務してきた主人公の刑事(歌田守)が、ある事件を境に他者の想いに応えるように難事件を解決していく姿が熱いです。まあ、難事件を解決なんだけど、警察組織の命令を無視して解決していくわけだから、樺島課長には睨まれているわけ!本作って歌田が事件を解決していくのと、警察を変えていこうともがいていく姿が熱いわけ!かなり面白く読める!大原署長とか樺島課長って失脚しないのかな?

ストーリーとしては、ある日、自分の前世と名乗る男(神崎竜五郎)に35歳で死ぬと宣告される歌田!その頃、歌田が好意を寄せている女性がストーカー被害を警察に訴えに来た!課長には、話を聞くふりをして追い返せと厳命される歌田だが、好意を寄せている女性ということもあり、内心では心が揺れている様子!

とりあえず話は聞いて、その場で帰ってもらったが、『ありがとう、刑事さん』の言葉が引っかかっていて、キチンと捜査をしたい感じ!しかし、その女性は変死体となって発見されてしまう!警察は、自殺として処理するつもりだったが、歌田はどうしても真相を解明したいと個人の意思で捜査してしまう!

結局、課長には自殺として処理すると言われながらも、犯人を検挙してしまう歌田!もう、警察のクズっぷりが際立つストーリーが多いんだけど、歌田の正義の心が目覚めてしまったかなって感じ!

本作を読んでいると、警察の規範と、警察官個人の正義って全然真逆になってしまっているのに心が痛む!やっぱり組織の上は、クズばかりだしね!今どきの警察組織ってこんな感じが当たり前なのかな?殺人を自殺に変えたり、3巻の”ひまわりの会”のストーリーなんて最悪だよね!警察のクズさが際立って仕方がなかったりする!ただ歌田に命を救われたマリエとの関係って、どうなるのかな?ちょっとほんわかする2人だったりする!

ちょっと気になる作品の1つです!