【ものかげのイリス(1巻)感想】単なるエッチな漫画かと思ったけど、ちょっと違う!世界観が凄く独特で、これがまさに官能の世界というやつなのかと思うほど引き込まれる!
ものかげのイリス(1巻)感想(少しネタバレあり)
艶々
全く意識しないで、本当に暇つぶしで読んだはずなのにすごく引き込まれのが『ものかげのイリス』です。単にエッチな漫画なのかと思ったけど、独特な世界観に思わず引き込まれたね。今まで官能という言葉を意識したことが無かったのですが、これが”官能の世界”かと思うほど、引き込まれた!
成績優秀で可愛い彼女もいる!だけど、なんか世界に物足りなさを感じているような、ある意味ありきたりの高校生・利也は、ある日、繁華街の路地裏に一人の女性を見つける。
まあ、用を足そうと思ってコインパーキングの奥に行ったら、ちょうど夕暮れ時で、ビルの間から差し込む西日の中に放尿する女性を見つけるわけなんだけど、この最初のシーンが何とも言えずイイよね!
何不自由ない今の生活だけど、だからこそ何か物足りなさを感じてる高校生としては、衝撃的ともいえる光景だよね!もし自分なら、その光景が脳裏から離れない。そして、また、その光景、というか”その女性”を探しに同じ場所に赴いてしまうと思う。
3巻完結で一気読みできるのも嬉しいところ!単なるエッチな漫画じゃない、官能を意識させる作品に出会えたことに興奮を覚えます。そういえば、作者の艶々先生って、官能の巨匠なんて呼ばれているみたいね!思わず、艶々先生の作品を読み漁ってしまう今日この頃です。確かにそこには、官能と呼ばれる世界観がある!