【鈴木先生(1巻)感想】中学校の先生って、生徒のこんな”些細すぎる”問題にまで真剣に悩むものなの!?誰が悪いというわけじゃないけど、いろいろ考えさせられる!

ヒューマンドラマ

鈴木先生(1巻)感想(少しネタバレあり)
武富健治

鈴木先生(1巻)感想

かなり興味深く読ませてもらったのが『鈴木先生』という漫画!これ、ある中学校の鈴木先生が生徒の様々な問題(些細すぎると言えなくもないが・・・)について真剣に悩み、答えを見出していくというストーリーです。正直、こんな些細すぎる問題にまで真正面から取り組んでいたら、先生も消耗してしまうと本気で思ったね!まあ、真剣に向き合ってくれる先生がいることに感謝すべきなんだろうけど!

例えば、最初の『げりみそ』なんて、自分には全く分からなかった!読み進めていくと『ああ、確かに!』と思うけど、そのことで周りを不快にさせるのもどうかなというのが本音!ただ、確かに中学校くらいだと、家庭の”しつけ”の程度が生活態度に現れてくるのも本当のこと!特に厳しく”しつけ”られてきた子供にとっては、”しつけ”られていない生徒の行動って、時に不快に感じるのも事実!

そのことを先生に言えば済むかもしれないけど、『色んな人がいるから心を広く持とう!』なんて逆に自分が悪いみたいに言われちゃうこともある!こればかりは、先生によるよね!そんなことになるなら、相手にわからせるために嫌がらせみたいなことをしたくなってしまうかもしれない!

ざっくばらんな正確な感じの中村さんが出水くんに嫌味を言ったことに鈴木先生が注意して、中村さんが逆ギレしちゃったけど・・・いつも思うのは、結局、しつけがしっかりしている人は、損することが多いということ!小川さんみたいに、グッと我慢するのもどうかと思うけど!本来は、しつけの問題を中村さんに注意するのが正しいはずだと思ってしまうけどね・・・

このエピソードでは、出水くんの父親の言葉も重いね!鈴木先生がクラスで討論なんてことを言っていたけど、つまるところ、子供の”しつけ”って、その親が受けてきた”しつけ”も関係するからね。生徒間の討論で答えが出るものでもないし、意地や体面を排した実のある話し合いが中学生では難しいかもしれない!相手を打ち負かすための討論では意味が無いんだよね!

本作は色々考えさせられる!小中学校の先生などは、興味深く読めるんじゃないかな?