【ハートを打ちのめせ!(1巻)感想】中学3年生の思春期真っただ中を生き抜く少年少女の恋愛群像録!短編集ながら面白い!これが描かれた頃の時代背景と合っているよね!

恋愛・愛憎

ハートを打ちのめせ!(1巻)感想(少しネタバレあり)
ジョージ朝倉

ハートを打ちのめせ!(1巻)感想

思わず懐かしいと思ったのが『ハートを打ちのめせ!』です。これね、2001年から2003年に描かれた漫画なんだけど、当時の時代背景なんかとマッチして、凄くイイ感じに仕上がっているんだよね!もともと作者さんが、中学生版のロマンポルノを目指していたみたい!確かに、そのテイストがある!単なるエッチな漫画というだけでなく、自分の欲求に突き進む中学3年生の姿って感じのストーリーに仕上がっている!まあ、欲求に突き進む先ってのがエッチになるわけなんだけど!

特に一番最初に登場する根岸(中3女子)と荒井(中3男子)のストーリーは、なんか何も考えないで、自分の欲望に突き進む中学生の姿って感じがする!まあ、荒井を落とすためにカラダで迫った根岸もどうかと思うけど、その流れに乗って楽しんじゃう荒井もどうかと思う!しかも、2人がシテいるところを他の生徒に覗かせていたくらいだからね!

根岸にしたら自分はこんなに好きなのに相手(荒井)は、サセてくれる女くらいにしか思われていないことに納得がいってない様子!でも、どうしたらいいか分からないからケンカしたり、遊ばれているとしても、やっぱり自分はこんなにも好きなんだからって姿が、救いようがないくらいに可哀そうになってくる!

もう登場人物みんな、思春期の中で空回りしているんだよね!普通の感覚で読むと、ダメだよって思う人もいそうだけど、空回りでしか自分を表現できないこともあるのかなと思ったりもする!なんか昔懐かしい気持ちにもさせてくれる漫画だったりもする!

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