【闇のイージス(1巻~5巻)感想】予想外の面白さ!2000年代初頭の作品だけど、このハードボイルドな展開は引き込まれる!しかもドンデン返しな結末もあって飽きない!
闇のイージス(1巻~5巻)感想(少しネタバレあり)
原作:七月鏡一、作画:藤原芳秀
裏社会のボディガード(護り屋)が活躍するのが『闇のイージス』です。これ、2000年代初頭の作品でモノ凄く古いんだけど、凄く面白い!主人公は、闇社会で”イージスの楯”と呼ばれるボディガード(護り屋)の楯雁人!この楯が様々な人物のボディガードをしていくストーリーなわけ!まあ、ボディガードというと、みんな善人なのかと思うけど、そこは裏社会モノ!金を出せば、犯罪者でもボディガードしちゃうというところが面白い!しかも楯がボディガードする犯罪者って、いろいろ訳ありなんだけど、”犯罪者だから悪”じゃない部分もあったりするから面白い!
そんな楯のまわりにいるのが、窓口となる少女のアナや堅物の女刑事・守渡陽子、そして同じ警察組織の警視正・甲斐だったりする。そして同じ裏稼業のゼロ(暗殺者)なんかとも関りを持っていくんだよね。
5巻まで読むと、楯の右腕が何で鋼鉄製の義手なのか、何で義手をしなければならなかった等、過去の経緯も明らかになってくる。
個人的なお気に入りは、来島ちひろが登場してくるストーリーだね!聖邦女子高等学校での天使事件に絡んだストーリー!コレは、イイね!学校敷地内で銃の密売人の変死体が見つかったらしいけど、その人物が持っていたモノ(拳銃)も盗まれてしまったみたいで、学生の誰かが所持しているらしく、不穏な事件が校内で多くなったって話!これなんか、犯人が誰なのか最後まで分からなかったね!しかもドンデン返しもあって、面白い!ちひろは、訳あって退学してしまうけど、また楯とひょんな出会いがあるから面白い!ちひろは、イイね!
どの話も面白くてハマってしまった!