【世界でいちばん優しい音楽(1巻~2巻)感想】心が温かくなる物語♪最初は、のぞみ面倒くさいと思ったけど、これ母親の菫子のストーリーなのかな?でも、これは凄くイイ!

ヒューマンドラマ

世界でいちばん優しい音楽(1巻~2巻)感想(少しネタバレあり)
小沢真理

世界でいちばん優しい音楽(1巻~2巻)感想

てっきり、のぞみの話かと思ったらかなり違っていたのが『世界でいちばん優しい音楽』です。最初の出だしからして、てっきり”のぞみ”の話だとばかり思っていました!そうしたら、いきなり母親の菫子(スー)の高3からの回想に入って、スーのストーリーになっていったね。一応、メインのストーリーとしては、スー(菫子)とのんのん(のぞみ)の心温まるストーリー!

スーが父と母の思い出の家を訪ねた時に、後の旦那になるはずだった皓と出会うんだけど、この頃の皓は荒んでいたよね!感じ悪い!でも、この頃のスーって父母を亡くして1人で住んでいたことになるんだよね!でも、スーと皓が恋仲になる過程がまた温かいわけ!このまま幸せになって欲しいって思うよね!でも、そうじゃないんだよね!皓が亡くなり、のんのんが生まれて、まさに未婚の母状態!しかも皓の実家とは絶縁状態だから、もう頼る人が全くいない!せめてもの救いは、皓の家で家政婦をしていた志津さんが親身になっていることだね!

特にのんのんが生まれてからの話は、本当に心温まる!1巻2巻だと、泣けるのは1巻だね!2巻になると、のんのんも成長してくるから泣けるというより、心温まる話が多い!でも皓の父とは、何だかんだで和解している感じでよかった!こっそり隠れてのんのんの発表会での劇を見てたり、焼き芋屋でこっそりのんのんに焼き芋をオマケしたり、よき伯父になっていたりする。

でも、18歳でのんのんを産んだスーへの風当たりが思いのほか強いのが哀しかったね!特に職場!少ないながらよき理解者もいるけど、ほとんどが敵だからね!その中でのスーの頑張りは、涙が出る!これは、本当に読んでいると心が温かくなるので気に入ってます!

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