【ホーリーランド(1巻~5巻)感想】イジメにより引きこもりになった主人公!独学でボクシングを習い、ヤンキー狩りとして夜の街を彷徨う!主人公の独特な弱気さと、相反する強さに引き込まれていく!
ホーリーランド(1巻~5巻)感想(少しネタバレあり)
森恒二
ストーリー自体は暗いんだけど、だんだん引き込まれていくのが『ホーリーランド』です。主人公のユウは、元いじめられっ子!それが原因で引きこもりになって、イジメのトラウマを消すためか、ボクシングを独学で習得していくんだよね。主人公なんだけど、凄く弱気で、それなのに何で夜の街に繰り出すのって感じなんだよね!でも、あるときヤンキーに絡まれた際に撃退しちゃったことから”ヤンキー狩りボクサー”なんて呼ばれるようになるし!それでも気弱なところは変わらないんだよね!
まあ本作の面白いところは、ユウが勝つために色んな技(格闘の技術)を学んでいって、凄く強く成長していくところ!格上との勝負でも何故か逃げないしね!でも5巻くらいまで読んでみると、ボッチのユウにも仲間に近い存在もできてきているけど、シンちゃんの復讐に駆られていって、もうバットエンドしか道が残っていないくらいに追い込まれて行ってるよね!それでも一応ケンカには勝っているけど!マサキとの最初のタイマンで5巻が終わるんだけど、本作って全18巻だから、ここから更に面白くなるんだろうね!
しかもこの漫画って、女っ気ないよね!一応、ユウのクラスメイトのマイ(マサキの妹)には、気にかけられているみたいだけど、ほとんど接点なんて無いからね!
ホーリーランドは、ケンカシーンで解説があるのが分かりやすくてイイね!一応、普通の高校生が自分の居場所を求めて、夜の街に彷徨うようになって、火の粉を振り払っていったら、いつの間にかアウトロー達の抗争の中心人物になっていた的な展開なんだよね!これ、ハッピーエンドで終わるのか逆に心配してしまう!でも面白いよ!