【冥婚の契(1巻)感想】実際にある民族風習が元ネタの本作!本来、死者と架空の人物が絵が画れて奉納されるはずが、生者が描かれてしまい、主人公に振りかかる災いが怖すぎる!
冥婚の契(1巻)感想(少しネタバレあり)
詩原ヒロ

やっぱり『冥婚の契』のようなジャパニーズホラーlって面白いよね!こと本作については、実際にある民族風習を元ネタにして、より強いホラー仕立てにしているのが特徴!本作冒頭でも東京から新幹線と在来線を乗りついて約3時間なんてあるから、明らかに山形県を意識してるのがわかる!元ネタは、山形県の村山地方や置賜地方に伝わる民族風習『ムカサリ絵馬』になると思う(Wiki参照)。未婚の故人のために、故人と架空の花嫁を絵馬に描いて奉納するといった習慣らしい。まあ、どちらかというと未婚で亡くなった子供(成人している場合もあると思うますが!)が可哀そうという親心的な意味合いがあるのかもしれない。そんな、実際にある民族風習をホラー強めに仕上げられたのが本作ということ!
ストーリーは、東京から田舎の小学校に転勤してきた正一が、そこで出会う不思議というか不気味な少女と出会うことで、様々な災いが降りかかってくるという展開!この不気味な少女というのが、貞子風の容姿なので余計に怖い!でも、都会から田舎の学校に転勤なんて、何したんだよって感じ!すると案の定、どうも冤罪で家族からも勘当されての結果だということがわかってくる!
そもそも何で正一に災いが振りかかることになったかというと、この地の風習、冥婚絵馬に正一が描かれていたことが原因らしい!この冥婚絵馬とは、独身で亡くなった方に架空の伴侶を連れ立たせ、死後の幸福を祈る習わしらしい!本来は、故人が描かれるものだか、それが何故か正一が描かれてしまうわけ!そして、災いと共にひんぱんに現れるようになったのが、不気味な少女!しまいには、正一のせいで均衡が崩れたなんて言ってくるし!何か怖すぎ!
同僚教師の愛理に聞いてみると、この不気味な少女が病気がちな花屋の娘さんなんて言ってたけど、絵師の婆ちゃんはこの不気味な少女のことを”ねえちゃ”なんて言ってたよね。すると、この不気味な少女はもう故人なのかな?正一が描かれている冥婚絵馬の隣に描かれているのって、この不気味な少女なのかな?1巻では、この辺りの謎が解明されていない。ただ、この謎の少女だとしたら、正一を連れていってしまうのかな?でも、何か”許さない”みたいな感情がありそうだけど・・・
やっぱりこの手のホラーは、田舎がよく似合うね!田舎の新参者を拒むという閉そく性が、ホラーと合うね!このホラーは、純粋に怖さと面白さを感じてしまう!




