【見習い民生児童委員 熊切まどか(1話~2話)感想】民生委員をやってる姑の助手で、住民の立場に立って必要な援助をするのって、ボランティアより損な役回りなのかも・・・

ヒューマンドラマ

見習い民生児童委員 熊切まどか(1話~2話)感想(少しネタバレあり)
上野すばる

見習い民生児童委員 熊切まどか(1話~2話)感想

いろいろ考えさせられたのが『見習い民生児童委員 熊切まどか』です。本作は、主人公のまどか(専業主婦)が姑(民生委員)の手伝い(要はボランティア)で困っている人の手助けをするストーリー!

一応、1話完結のストーリー仕立てになっているね!でも、そもそも民生委員自体がボランティアだよね!奉仕者になるから、給料という形での収入は無い!ただ、交通費とか通信費などの活動費として、いくらか支払われているみたい。といっても、かなり低い額ではあるが・・・

実際に民生委員が何をやっているのか知らなかったけど、1話2話を読む限り、おつかいみたいなことから、DVから守ったり、多岐にわたるのがわかる!

でも1話みたいに、2人の子供がいる若い奥さんに生活保護を受給させたら、子供をほったらかしにして男と遊ぶなんてケースもあるみたいね!結果として火事になって、子供たちが入院してしまったけど、そのとき子供が言った『ウソつき』という言葉は、心が締め付けられるね。まどかももやるせない気持ちになるだろうけどね!生活保護を受けさせたら、チェックじゃないけど、家庭訪問はするべきなんだね!

結局、”当初”の問題を解決しても、その後で新しい別の問題が発生するかもしれない!だからこそ、アフターフォローの重要性があるんだろうね!でも、奉仕者である民生委員(まどかの場合は、そのお手伝いだけど!)がそこまでできるかというと、難しいよね!それこそ、奉仕の精神が無いとね!奉仕やボランティアの難しいところかもしれない!”やりっ放し”じゃダメなんだろうね!

2話は、DV夫から母娘を救うストーリーなんだけど、これはスカッとするね!子供に物乞いをさせる親もどうかと思うけどね・・・しかも”当初”母親は、男の暴力が怖くて、ただ従うだけだったし!これは、リアルでもあることなのかな?ただ、最後に母親は、まどかの捨て身の抵抗により目が覚め、勇気を出したね!
これは、気持ちい終わり方だった!

この手の仕事をしていると、やるせない気持ちになることもあるのかなと思ってしまった!いろいろ考えさせられるストーリーで面白い!

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