【王の獣(1巻)感想】古代中国の王宮を思わせる世界観と弟の復讐のために性別を偽り、皇子の従獣となった亜人ちゃんのストーリーに引き込まれる!とにかく画がキレイ!

SFファンタジー

王の獣(1巻)感想(少しネタバレあり)
藤間麗

王の獣(1巻)感想

古代中国の王宮を思わせる世界観と画の綺麗さでストーリーに引き込まれたのが『王の獣』です。主人公は、亜人の少女・藍月!かつてこの王宮で仕え、殺されてしまった双子の弟・蘇月の仇を討つために性別を偽って、蘇月が仕えていた第四皇子・天耀の従獣として宮仕えするストーリー!

最初は、天耀が蘇月を殺したと思っていて復讐の対象にしていたけど、実際は蘇月の死をとても哀しんでいて、自分の不甲斐なさに嘆くことを目の当たりにして、2人で蘇月を殺した犯人を探し出していく展開!特にこの第四皇子・天耀の人柄が良くて、読んでいて清々しい気持ちになる!

ストーリーとしても凄くよくできていて、当初疑っていた麗雲兄上に藍月を引き連れていく部分は、とてもいい!この麗雲兄上の性格も、最初は腹黒な感じがしたけど、従獣同士の舞い(決闘)でのやり取りは、読んでいて清々しくなる!これからの展開では、陰湿さも出てくるのかもしれないけど、このストーリー運びは、好感が持てる!

1巻では、蘇月を殺した犯人を捜していくという天耀の覚悟や、その覚悟に同調した感じの藍月の姿が描かれている!たぶん2巻から、もっと面白くなる感じ!少女漫画のSFファンタジーは、話がキレイなモノが多い気がする!ストーリーにも凝っているのがわかるし、男性誌のそれとはイイ意味で異質なものが多いので気に入っていたりします!