【ヤバい女に恋した僕の結末(1巻)感想】上っ面だけで、本音が全く見えてこない女の子に恋してしまった昔のことを思い出してしまった本作!この手の女は、怖い(というか厄介)!
ヤバい女に恋した僕の結末(1巻)感想(少しネタバレあり)
沖田龍児
昔、変な女の子と付き合った過去を思い出してしまったのが『ヤバい女に恋した僕の結末』です。清純だと思って彼女(叶秦)が、実は裏で何人もの男と付き合っていて、しかも女の子本人は人妻だったなんて話!
まあ、主人公のマモルが単に叶秦に騙されて、いいようにアシ代わりにされるって展開かと思ったら、その斜め上をいっていたね!1巻の最初から血まみれのマモルと袋を被せられて横たわっている男(?)!もう、ヤッちゃってるでしょって感じの衝撃スタート!最初から、これは楽しめそうな予感がアリアリ!
交際2か月の彼女(叶秦)が、マモルの誕生日を祝うためにマモルの部屋にやってくる!2人で楽しく過ごせているけど、マモルはヤル気まんまん!ついキスして迫ったら、ゴメンねと断られるマモル!この彼女なんか変だなと思った、いろいろ言い訳して、このセリフ!
『私が飛び込んでゆけるまで
私のこと信じて待っててくれる・・・?』
交際2か月で、高校生じゃあるまいし、彼氏の誕生日に彼氏の部屋に行って、そうなりそうになってこのセリフは、何かワケアリというか、裏がありそうで逆に怖い!でも、恋愛経験が乏しいと、彼女のこんなセリフも許せちゃうんだよね!普通に考えたら絶対におかしいから!
そんな時にいきなり部屋のインターホンが鳴り、出てみたら叶秦の夫と名乗る人物がいるわけ!もう修羅場展開だよね!というか『何で彼女の夫?』とか、訳わからなくなるよね!どうなっているのって感じ!
叶秦の夫と名乗る人物は、
『この女は
次々と男をたぶらかし毒牙にかける悪魔!!』
なんて言ってくる!そして連れ去られる叶秦!部屋に残っていた叶秦のスマホには、別の男の写真!もう、この叶秦って女は何考えているかわからないのが怖い!マモルを含めて5人の男がいるなんて・・・
その前にマモルの妹分の美波が可愛すぎる!しかも健気そうだしね!身近にいるイイ女に気付くことができないのも恋愛経験が足りない男の特徴かもしれない!
不倫や浮気モノの漫画は色々あるけど、本作は各登場人物の作り込みがしっかりしているせいか、結構面白く読める!『不倫や浮気は、悪!』なんだけど、それだけに収まらないストーリーに引き込まれていく!