【鬼門街(1巻)感想】行き先が地獄だったとしても、母親殺しの犯人を捜すため、鬼と契約している人を次々成敗していくヤンキーバトルアクション!
鬼門街(1巻)感想(少しネタバレあり)
永田晃一
鬼と契約して鬼に取りつかれた人間を成敗していくのが『鬼門街』です。ヤンキーの感じが高橋ヒロシ先生に似ている感じがするなと思ったら、アシスタントをしていたみたい!
ラーメン好きな高校2年生の川嶋マサトは、今どきの高校生らしく好きなことをやっている感じ!今日も元気にラーメンの食べ歩きして、夕食はいらないと母親に言う始末!マサトが鬼と契約するまでの部分は、まあ淡々と進んでいくのでイマイチ面白みが・・・面白くなるのは、鬼と契約してからだよね!
母親が何者かに殺されてしまったわけだけど、そこも淡々と進んでいくんだよね!結局、1巻は半分以降くらいから面白くなる!
ヤンキーに絡まれて、瀕死の状態での鬼の出現!母親を殺した犯人を捜すためというよりも、生きるには契約するしかないわけだから、迷わず契約したような感じ!しかもこの鬼、お茶目というか。よく喋る!かなり強そうな鬼らしいけど、丁寧に瀕死のマサトに説明していくわけ!優しすぎ!
まあ、鬼のチカラを手に入れる代わりに、地獄に落ちるとか、大好きなラーメンの味が分からなくなったりするわけだけど!それでもマサトは、鬼に魂を売ってしまう!
そして、鬼と契約したマサトは、母親を殺した犯人を探すことを決意する!面白いのは、契約する鬼によって、備わるチカラが別ということ!そこから鬼退治というより、鬼と契約した人間同士のバトルが始まっていく!最初の部分は面白いから、この先どうなるか楽しみな作品です。