【威風堂々惡女(2巻~3巻)感想】青嘉に対する色仕掛けが、実は採用試験だったの?しかも、おまえが柳雪媛だったのかよ!思わず引き込まれるストーリーに興奮!これ面白い!
威風堂々惡女(2巻~3巻)感想(少しネタバレあり)
原作:白洲梓、漫画:蔀シャロン
1巻を読んでコレは面白いと思ったのが『威風堂々惡女』!そして2巻・3巻を読んで、それが確信に変わったね!コレ、マジで面白い!そもそも『威風堂々惡女』って、奴隷の娘・玉瑛(柳雪媛の末裔)が追放令のさなかに殺されて、自分が死ぬ原因となった約50年前の柳雪媛に転生(時代をさかのぼるタイムリープ)したってストーリー!そして今度は失敗しないようにするって展開だと思う!
2巻からは、自分(玉瑛)が柳雪媛になってるというのを自覚したところからストーリーが始まる!で、2巻から新メンバーが加わるのが武将の王青嘉!先の戦で武勲を上げたことで、柳雪媛が目を付けて後宮の宮仕えすることになるわけ!まあ、この王青嘉というのが、絵に描いたような好青年で、武を志す真面目な人間だったりする!
で、最初から王青嘉が宮仕えすると思ったら、何か柳雪媛が色目を使って誘惑してくるんだよね!もともと1巻では、柳雪媛が悪女なんて話だったから、まさにそうじゃんと思ったね!でも、コレが違ったわけ!ここ面白いよ!つい引き込まれた!まさか、アレが採用試験みたいなもので、しかも柳雪媛が下女になっていたわけだからね!王青嘉も頭がキレるようだけど、柳雪媛の方がその上を行ってるね!
3巻では、皇帝の命が短いらしく、祈りに出かけるんだけど、そこで立ち寄ったのが柳雪媛の実家!なんか嫌がらせとかされているみたいだけど、やっかみだろうね!さらに3巻の一番の見どころは、柳雪媛と次期皇帝予定の皇太子の関係だね!実は、皇太子って柳雪媛のことが好きなの?
本作は、目が離せない面白さがあるね!これを読んでいると『薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳』を思いだすね。中華テイストは、似てるしね!ただ、1つ言えることは、どちらも面白いということ!やっぱり、中華テイストが入っている作品は、個人的にも好きなんだよね!